INTERVIEWSNovember/13/2013

【Interview】tofubeats – “Don’t Stop The Music”

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 2007年、17歳で最初の公式リミックスを手掛け、2008年、WIRE史上最年少での初出演、2010年、初のiTunes Store公式ソロリリースとなった楽曲でダンスチャート1位を記録、2012年、アンセム「水星」がiTunes Storeで総合アルバムチャート1位を獲得。そして、今年、『lost decade』の次の新たな10年への第一歩として、1stシングル『Don’t Stop The Music』にて、tofubeatsは遂にメジャーデビューを果たした。タイトルトラック「Don’t Stop The Music」は森高千里をフィーチャーした多幸感溢れる楽曲であり、その煌めきはまるで彼自身が現実とインターネットを往還しつつ歩んできた道程を反映しているようでもある。そう、その軌跡は一見したところ、常に順風満帆で輝かしいものだったようにも我々の目には映る。しかし、神戸という一地方都市から、参加者でもありかつ傍観者として、常に東京の狂騒を俯瞰するような視線を送ってきたその先には、きっと異なる景色が見えていたことだろう。社会も音楽も大きく移り変わりゆくこの世界では、これは決して到達点ではなく1つの通過点に過ぎないことは確かだ。しかし、本インタビュー前日に、秋葉原MOGRAで開催された<Lost Decade 5>にて、「Don’t Stop The Music」が初公開された瞬間にフロアに沸き起こったあの熱気は、確実にここから何かが起こりそうな予感に満ち溢れたものだったことも、また事実だった。Lost Decade(失われた10年)の先の新たな10年、音楽業界は低迷し日本ではダンスすることすら肩身の狭い状況の中で、「Don’t Stop The Music」と歌うダンス・ミュージックは、日本中でどのように響くのだろうか。

 そこで、本インタビューでは『Don’t Stop The Music』の制作話、現在の音楽制作とそれを取り巻く状況、メジャーデビューの意味とその視線の先にあるものなど、11/24(日)に出演するUNCANNYのイベント<UNCANNY LIVE SHOW 2013>の話題も絡めつつ、様々な観点からこれからのtofubeatsを考える手がかりを探ってみた。

_『Don’t Stop The Music』には、森高千里さんをフィーチャーした「Don’t Stop The Music feat.森高千里」が収録されていますが、最初からメジャーリリース第1弾として彼女を起用しようと考えていましたか?

そうですね。森高さんに歌ってもらえるっていうのが決まってから、曲を作りました。

_森高さんとは、ワーナーの番組でも対談していましたね。

あれも全部実はレコーディングとか終わった後に収録したんですよ。なのにあの緊張ぶり(笑)。レコーディングの時は、もっと喋れなかったです。ディレクションとか出してないんです、ほぼ(笑)。

_では、レコーディングの時に初めて、お会いしたんですか?

おおーっ!と思いました(笑)。たまたまビクターのめちゃくちゃデカいスタジオが空いてて。そこで1人だけでボーカルを録音してもらったんですよ。

_では、長年のファンである森高さんに自分の曲を歌ってもらって、今はどんなお気持ちですか?

正直言うと、現実がデカすぎて受け止めきれないから、マスターがアップしてからも自分の曲をあんまり聴いてなくて。出来上がった曲を聴かないこととかそんなに普段は無いんですけど、この曲は珍しくそんなに聴いてないんですよね。聴くと重たいっていう(笑)。自分の曲なんですけど、受け止めきれなくてしんどくなるから、寝かせようっていう感じで(笑)。昨日、MOGRAでかけて、久しぶりにフルで聴いたなって思いました。正直マスタリングのチェックの時も、もうその段階で辛くて(笑)。これ出るのか、大丈夫かな、みたいな。だから、今も一応発売前なので、不安の方がめちゃくちゃ大きいです。

_でも、昨日のMOGRAのフロアの反応はすごく良かったですよね。

ビックリですよね、普通に(笑)。エディットやって、対談もやってヒントはいっぱい出てたのに、誰も森高さんって予想してなかったみたいなんで。僕らは情報解禁前に対談とかするのも大丈夫かなって言ってたんですよ。ワーナーで対談とかバレるやんって (笑)。でも、思ってた以上にそうでもなかったってことは、よっぽど世間から見て角度が急だったんだなってことで、それは良かったですね。予想外の人とやりたいっていうのがあって、納得いくけどありえないみたいなのが一番いいなと思ったんで、そういう意味でいい人選が出来たと思ってますね。僕が選んでるっていうよりかは、選ばせて頂いたって感じですけど。

_ホントにメジャーだからこそ、ですね。

そうですね。『lost decade』の時とかは、正直言って細かい計算とかも含めて全部自分でやってたんですけど、今回はデザインとかPVとかにかかる費用を自分で考えなくても良いから、言うだけなら楽みたいな。それで、もしバーンとこけたとしても、僕が費用を払う必要がある訳じゃないんで(笑)。逆にギャンブルしやすいというか。そういう意味では分業って大事だなって気づいた、資本主義っていいな、みたいな感じです(笑)。

_作曲も森高さんありきでした、と仰っていましたが。

そうですね、歌詞とかもそうで。結構この曲、僕の曲っぽくないっていろんな人に言われるんですけど、ビートとかを裏打ちにしないようにとかは、すごい意識しました。

_割とシンプルな曲だとは思いました。

そうですね、いつもみたいな感じのビートのノリとかはダメだろうなと思って、やらなかったですね。

_それはやっぱり、今まで以上にいろんな人に聴いてもらうことを意識した結果として、でしょうか?

それもそうですし、やっぱり森高さんのファンの人のこととかも考えちゃいましたね。結果として英語を森高さんが歌っているのもどうなんだろうな、とか思ったりもしますし。でも、キメの部分が英語じゃないですか? 僕は作ってる時は全く気が付かなかったんですけど、そんな曲は今まで森高さんは歌ったこと無かったみたいなんですね。だから、結局OKにはなったんですけど、そういう意味では変な感じはするのかなって、確かに思ったりはしてます。

_tofubeatsさんはNeggiccoとかlyrical schoolとかいろいろなアイドルのプロデュースもやっていますが、若いアイドルってお人形じゃないですけど、良くも悪くもプロデューサーの意向で結構、実験的なことをやったりすることが出来ると思います。でも、森高さんの場合は大勢のファンがいるし、今までの歴史があるし、下手に自分のやりたいことをやる訳にもいかないですよね? そういう中で難しかった点もいろいろあったと思うのですが、いつもと違う気を付けた点はありましたか?

そうですね、歌詞とかはやっぱり気を付けましたね……。でも逆に言うと「いや、知らんし」って言えるのは今だけかな、というか。僕ももちろん森高さんのファンですけど、10年間ずっと追いかけてきてる古参のファンの人から見れば、ここ2、3年くらいしか森高さんを聴いてきてないような若造が一緒に曲を作るっていうのは、確かに横取りされたっていう感じにはなりますよね。確かにそれはムカつくよな、とは思いますけど、逆に言うと「そんなこと知らんし」って言えるのは今だけかなというか。僕よりその人たちの愛の方が大きいのは当たり前なんで、そんな風に言われるのはしょうがないですし、森高さんの実績をお借りするっていうことは、そういうことも含めてかなと思ってますね。だから、そういう批判は甘んじて受け容れますし、その分、自分は評判をお借りして楽している部分もあるので、それは全然いいです。でも、内容に関しては森高さん用の曲を作る訳でもないですし、歌詞を書くんだったら、細かい表現とかは諦めなきゃ仕方ないなって部分はもちろんありましたけど、逆に自分が言いたいことを歌ってもらった方がいいなってことでやりましたね。今回、この曲を友達とかに聴かせると、「明らかにtofubeatsが書いた歌詞を、森高さんが歌っているのが面白い」って結構褒めてくれる人がいて、逆に言うとそれが無いと単なる森髙さんの曲になってしまうから、そこは最終的に自分の方に寄せようかなっていう感じで、ああいう風になりました。

_では、この曲の中で森高さんのプロデュースをして、自分の色が一番出せたっていう部分は歌詞ですか?

まあ、歌詞とかはそうですかね。あとはオケも結構、後半でアシッドな感じを入れたりとか、あそこは絶対TB-303を入れるってことだけは最初から決めてたんですよ。あれを入れられたことは個人的には大満足ですね、些細なことなんですけど。この曲聴いててブレイクに入るところが個人的には一番好きなんで。森高さんと303って夢の融合だなって自分だけですごいアガッてて(笑)。

_でも、あそこの部分はすごいビックリしました。

「やった!」って思うんですよね、自分で。森高さんの声が初めてアシッドと絡んでるわー、とか(笑)。

_曲作りは割と自由に?

そうですね、出来上がった曲に関しては、何も言われなかったですね。ほとんど希望は通ってますし、リミックスとかやる時より全然ないからビックリしました(笑)。もっとガチガチかなとか、思ってました。まあ、最初の方は大変でしたけど、そういう曲は全部もう横に流して、最終的に出来上がった曲に関しては何も言われなかったです。タイトルもそのままですし。

_そういえば、インタビューでも森高さんの息子さんがDaft Punkを聴いてるって仰ってましたね。

息子さんがauのCMで好きになってとか、いい話ですよね。『Discovery』とか買ってきたんかなって思うとすごいですよね、父でも母でもどっちが買ってきても面白いですよね(笑)。

_そうですね(笑)。では、森高さんは楽器も一通りこなせて、作詞作曲も出来るオールマイティな方なんですが、どういう部分に一番魅力を感じていますか?

基本的に音楽をやるっていう興味って、普通に考えて何かに限定されないって思うんですよ。僕は出来ないですけど、ギターとかピアノとか弾けたらいいなって思うし、音楽をずっとやってたらそういうものって普通に興味出てくると思いませんか? そういう意味で自然に範囲を広げていって、自然に全部出来るみたいな感じってすごい健全でいいなって思って、そういうところを見てるとすごい音楽を好きな感じがするから、そこが一番いいですね。ソロのアーティストって大抵やらされてることばっかりになりがちだと思うんですけど、自分からやるっていう部分が結構あるところは、すごいいいと思います。自分でやらないとああいう風にならないというか、自分の感じがあるというか。好きなアーティストって基本的に皆そうで、その中でも森高さんが持ってる自分っていうものが、特殊じゃないですか? だから、そこがすごいいいなって思いますね。

_割と理想のアイドル像は、森高さんということになるんでしょうか?

うーん……森高さんはアイドルよりは、宇多田ヒカルとかに近いって思ってます。宇多田ヒカルさんの「Goodbye Happiness」と森高さんの「私がオバさんになっても」は、めっちゃ似てるっていう話を僕はずっと前から友達としてるんですけど、嬉しいのか悲しいのか分からないっていうことを、どっちも歌っているような感じがするんですね。そういう、嬉しいのか悲しいのか分からないことを言うために、音楽っていいものじゃないですか? 嬉しくもないけど、悲しくもないみたいな気持ちって言葉にできないじゃないですか。多分同じことを言ってるんだろうなというか、その部分にちゃんと到達している曲が、森高さんの曲には何曲かある気がしていて。そういうものを一番目指しているので、そこが一番カッコイイなって思うんです。僕はそういうことが出来る人がすごい好きなので、そういう人と一緒にやりたいなって今回はすごい思いましたね。

_それでは、2曲目の「教えて検索 feat. の子(神聖かまってちゃん)」では、これも何故の子さんとやろうと思ったのでしょうか?

これは元々、の子さんがマルチネ大好きだったんですよ。昔、SHIBUYA-AXでかまってちゃんのライブの前座に僕とtomadが呼ばれたことがあって。その時に「何でだろう?」ってすごい言ってたんですけど、打ち上げに呼ばれて行ってみたら、結構全部ダウンロードしてくれてるようなマルチネの大ファンだったんですね。しかも僕の曲とかも聴いてくれてるんですけど、「何が好きなんですか?」って聞いたら、「Bandcampから出してる曲の6曲目」みたいなことを言って、超ちゃんと聴いてくれてたんですよ(笑)。それで、そこで最近DTM始めたんですけどみたいなこと言われて、飲み屋でパソコン開いて、僕がAbletonのソフトでチョップの仕方を少し教えてみたんです。そしたらあの人、DTMで作ったソロ曲出して、僕が教えたボーカルチョップを使ってたんですよ(笑)。だから、そういうのもあって、結構嬉しいなみたいな感じですね。あとはインターネットの人として、の子さんはマルチネにすごい思うところがあるらしくて、実際は5年前だったからギターだったけど、もし俺がパソコン持つのが5年早かったら、ネットレーベルやってるよ、みたいなことを言ってて、それを聞いて結構、納得したんですよ。だから、やっぱりの子さんもインターネットの人だから、ちゃんと一緒にやっとかなきゃいけないな、みたいなのもあって呼ばせて頂いたという感じでした。

_神聖かまってちゃんと同時期くらいに、相対性理論もネットから出てきたバンドみたいな感じで現れましたけど、そこはどうしてかまってちゃんを?

相対性理論に関しては、僕はネット云々っていう風には思ってないですね。My Spaceは使ってましたけど、進行方向別通行区分とか元のバンドがあそこはあるんで。しかも、プラットフォームだけというか、ネットをシステムとしては利用してないので。かまってちゃんはニコニコ動画とか含め、ネットの構造ありきであそこまで人気になった訳じゃないですか? あとはかまってちゃんのいいところは、別にニコニコ動画だけじゃなくて、スレ立てたりとか、クローズドだけじゃなくていろいろやっているところで。「~歌ってみた」とかは違う文化というか、インターネットの面白いところは予想を超えてくるところだから、そういう意味ではかまってちゃんの方がインターネットらしいインターネットの使い方をしているな、とは思いますね。

_なるほど。では、の子さんはマルチネのことを好きだと言ってますが、逆に当時、ファースト・アルバムが出た時とか、かまってちゃんのことはどう思ってましたか?

正直ちょっと、受け付けなかったですね。でも、最初はそうだったんですけど、ある時にすごい納得したんですよ。音楽ライターの磯部涼さんがインタビューとかしだした時くらいに、家でニコニコ動画やってるのを見て、そこら辺からすごい好きになったんですよね。実家にまで行ってるのに、磯部さんのインタビューをの子さんは全然聞いてなくて(笑)。この人はすごい繊細なんだなというか、本人に会ってからもさらにそれは思いましたし。あの人の中で的みたいなものがちゃんとあって、単にああいうことをやっている訳ではないっていうことが段々分かってきて、それを想像したらすごい面白いっていうか。一見、中学生とか高校生とかが聴いてるロックなんで、そういうことが分からなくなりがちですけどね。今回も何も頼んでないのに、ギターとか入れて返してくれたり、声のキー違ったやつとか何バージョンも録って送ってくれたりとかしてくれたんですよ。プロダクションも1人でやっているだけあって、すごい良くて結構やりやすかったですし。正直、最初の僕のプランでは、オケに声載せて終わりかな、とか思ってたんですけど、結構、素材とかもいっぱい返してくれて、そのやり取りとかも楽しかったんで良かったですね。僕、ちょっと直しましたとか言ってめっちゃ返してくれる人、大好きなんですよ(笑)。PUNPEEさんとかそうなんですけど、ネットでやり取りしてて、ちょっと直しましたとか言ってあの人オケ変えてきたりとかするんで(笑)。そういうのは、いいなって思いました。

_では、今後もこういう風に、コラボレーションしていくことは、増えていくんでしょうか?

増えていくというか、個人的な考えでは1人ではあまり太刀打ちできないっていうことが、やっぱりあって。「水星」とかもオノマトペ大臣がいなきゃ出来なかったことだし、メジャーデビューしてもピンでやっていくのはちょっとしんどいかなというか、全責任を負いたくないし、リスクは分散すべきですから(笑)。だから何と言うか、あんまり自分が前に出たいとか無いんですよ。顔とか出るのも正直苦手ですし、徳があんまりね、無いんですよ。僕は演奏も出来ないですし、もっと見た目も良くて歌も上手くて、チヤホヤされたい人が前で歌ってもらって、その人がチヤホヤされる為に曲作るとかがいいなとは思ってるんです。DJとかも好きですけど、やっぱり曲を作るのが一番好きなんで。それを一番に考えると、自分は音痴だしオートチュ-ンがないと歌えないんで、だったら歌える人に頼んだ方がいいというか、人前に立つ部分は人前に立つプロに頼んだ方がいいと思ってます。

_でも、自分は音痴なんでとは言ってましたが、3曲目の「神戸で逢えたら」はご自分で歌っている曲ですよね?

まあ、これも「自分で歌ってる曲を1曲くらい入れたら?」って言われたんで、「じゃあ、まあ……」みたいな感じで、オートチューンで歌ってるのを1曲入れた感じですね(笑)。

_でも、桜田淳子さんのカバー曲なので、逆に彼女のファンの方に対する意識というか、自分で歌うことに対する緊張はありませんでしたか?

そこは逆にすごいラフなんです。デモっぽいでしょ、というか、こんなことを言うのもあれなんですけど……自分の歌とかあんまり頑張って作業するとかしたくないじゃないですか(笑)。自分の声とかあんまり好きじゃないんで、それを頑張って処理するとかはしたくなかったんで……(笑)。今回も頑張って歌ったんですけど(笑)。

_この曲は元々、SoundCloudに上がっていた曲でしたよね?

そうですね、元々は神戸でライブやる為に作ったんですよ。神戸で実はあんまりライブをやることがなくて、YouTubeに動画上がってますけど、旧グッゲンハイム邸でライブをやる時に作ったやつで。それを今回入れてみたらどうだ、っていう話になって。

_最近活動していない人をあえて選んだという訳でもない?

単に好きだからっていうだけですね。あとは「神戸で逢えたら」に関しては、神戸のご当地ソングがあんまりないっていうことも関係してますね。神戸のご当地ソングって、この曲とユーミンさん(「タワー・サイド・メモリー」)と前川清さん(「神戸」)の3曲くらいしか無いんですよ。一番ダイレクトな神戸の曲で、しかも曲調も穏やかなんで、これいいなって思って歌いました。でも、他に候補に挙がっていたカバー曲も全部、昔の曲でしたし、別に懐古主義っていう訳でもなくて、今聴いたら新譜ですからね。アーカイブ感みたいな、単に好きな曲だったからっていう感じですかね。なので一応、インスト曲は今っぽい曲ですし、リミックスも両方、まあまあふざけてるんで。

_では、インスト曲の「In Real Life」は一番ネット寄りな感じというか、dj newtown的なスタンスで入れたのでしょうか?

一応、「Don’t Stop The Music」みたいな曲をやるんだったら、前のアルバムだとオノマトペ大臣の曲(「m3nt1on2u feat.オノマトペ大臣」)みたいに、何か投げたら次は逆に投げないとっていうことですね。これはokadadaとよく話してることなんですけど、物事って変わると批判とか起きるじゃないですか。それに対して、ずっと変わっていくためにはどうすればいいかっていうと、変わること自体を期待される人になんなきゃいけないんですよね。だから、毎回やってることはあべこべに見えてるかもしれないんですけど、逆の方向にも投げないと変わっていけないっていうか、どっちも好きなんだったら、絶対どっちもちゃんとやっておかないと自分のやりたいことを徐々に制限することになるんで、出来る限りどっちもやっておこうっていう感じですね。もちろん「Don’t Stop The Music」とか「水星」とかそういう曲は評判良いですけど、やっぱり自分的にはdj newtownとかもめちゃくちゃ好きでやってたことなんで、そういうことをメジャー行ったらやりませんよ、みたいなことは自分にとって不健康なんで。だから別名義でBlu-ra¥とかもやってましたけど、ああいうふざけたやつとか自分が好きでやれることはやれる範囲で全部やっておかないと、後で後悔するなって思ったんです。例えば「Don’t Stop The Music」と「神戸で逢えたら」だけ入ってるファースト・シングルでデビューしちゃったら、セカンドからしんどいって思って(笑)。そんなにいい曲ばかり書いてられないなって思ったんで、こういう曲を入れてたら後からブレイクコアとか出したりしても、あ、あの時片鱗を見せてたなとか、誰かが上手いこと言ってくれるじゃないですか(笑)。そういうことで、こういう曲も入れました。

_Blu-ra¥の話も出ましたが、裏アカって今、いくつくらい持っているんでしょうか?

実際、真面目にやってたのはBlu-ra¥だけで、他にも707だけで曲作ってMediafireだけにアップする707 nowっていう名義とかあったんですけど、それは24ダウンロードとかしかいかなかったですね(笑)。でも、Blu-ra¥の次はもう、仕込み始めてますね。毎回誰にも言わずに始めようとか思うんですけど、tomadとかに言っちゃうんですよね(笑)。もうちょっと頑張るつもりだったんですけど、それでBlu-ra¥はああなっちゃってダメでしたね。SoundCloudの容量マックスまで頑張るっていう目標はあったんですけど、残り30分を前に解散しちゃいました(笑)。

_シングルの話に戻ります。今回のシングルは初回特典盤にソノシートが付いていますが、ジャケットも7インチサイズで特典を封入できる仕様になっていると聞きました。そこに対するこだわりはどのようなものがあったのでしょうか?

マルチネの『MP3 Killed The CD Star?』じゃないですけど、僕がCD出すんだったら意味いるなっていうのが単純にまずありましたね。あとは基本的に自分がメジャーに行ってやらなきゃいけないと思ってることは、こういうことも出来るんだっていうことをやっていくということで、それが出来なかったらやっててもあんまり楽しくないですから。森髙さんを呼ぶことが決まったら、後は逆にふざけてもいいじゃないですか。直球な部分もいっぱいあるんですけど、せっかくの機会なんでちゃんとやっておこうと思って、リミックスはIRLとURLっていうインターネットっぽいモチーフになってたり、特典でソノシートを入れたりとかもそうしたことの1つですね。後はソノシートって聴いたらすぐダメになるようなデータとは真逆な物なので。CDもあんまり劣化しないじゃないですか? ソノシートって、一回聴いて放っておいたりすると溝とかがダメになっちゃって、回ったまま1日くらい放置しておくと穴開いちゃうみたいな、そういう感じがいいなって思って。それに実は前回、本当は「No.1 feat G.RINA」のソノシートも特典で付けるはずだったんですけど、プレスが遅れて無理だったんです。でも、それがすごい良かったんで、今回はその反省も踏まえて、最初から封入できるっていう話で進めたんですよ。あとは、これから初めて中学生とかがソノシートって名前を聞いて、僕が作った概念や!って思ったりしないかなって(笑)。確か2003年くらいを最後に、メジャーの店舗で流通してるソノシートって無いんですよ、今。だから10年間くらい流通がなくて、いきなり店にソノシートが置かれてる状況とかめちゃくちゃ面白いなって思って(笑)。そういう何か、単にウケるからっていうのもあってですね。

_今でもアナログは結構買う感じですか?

買います、買います。神戸は中古のアナログが結構買いやすいんで、シティポップとかいっぱいいいものがゴロゴロ転がってるんですよね。意外に買ってます、アナログは。ただ、ソノシートは聴くものでもないんで、単に記念品というか、付いてると面白いみたいな感じですね。ジャケットも大きく出来るしっていう。

_では、次はDJスタイルやライブのことについてお聞きします。毎回本当にいろいろなイベントに出ると思うんですけど、その時に選曲とかで一番意識していることは何ですか?

えーと……ライブハウスとか出ることも最近は増えたので、喋るタイミングとか考えます(笑)。ライブハウスだと、煽ったりとか喋んないとダメだったり、歌の曲を入れないと持たないので。だからもう、正直そういう場所ではいやらしく盛り下がらない方法とか考えますね(笑)。逆にクラブとかでやる時は何も考えないで、好きなことが出来るのですごい楽です。昨日のMOGRAとか超楽しかったですもん、久しぶりにクラブでちゃんとDJやったわーって思って(笑)。最近はDJで呼ばれても、自分の曲だけで1時間とかばっかりなんで。だから、選曲はそこら辺は気にしますね。

_確かに昨日は途中でトランスを入れてきたり、面白い選曲でしたね(笑)。

最初にA$AP FergとHinoi Teamをかけるってことだけは決めて始めたんで(笑)。Hinoi Teamかけるって決めてたんで、その日の朝、早く秋葉原に入って買いに行って、USBに入れて、あの日プレイしてたんですよね。だから、もう、気合が違うんで(笑)。最近パラパラばっかり聴いてるんで、本当にかけれて良かったです。

_機材に対しては、こだわりとかは何かありますか?

ライブの機材に関しては、こだわりは特にないです。結構、ライブごとに機材が変わってて、3年前とか僕、ショルダーキーボード担いで、ビートのライブをやってたんで。今はiPadとMASCHINEを使ってやってます。MASCHINEもソフトは使ってなくて、Abletonなのでパッドだけ使ってるんですけど。でも、結構今はコントローラーをMPDに変えたいなって思ってて、こだわりはなくてその時々で結構変えてて。MPDとかiPadとかって見た目が派手じゃないですか?これからはライブっぽいライブしなきゃいけないなと思ってるので、だからiPad使ってたりします。お客さんに自分が何やってるか分かるようにはゆくゆくしていきたいんで、全部ワイヤレスに出来たらいいなとか思ってるんですけど、なかなかそうはいかないですね。それで最近やっているのはライブのスタートボタンをお客さんに押してもらうっていうことで、iPadからAbletonをいじれるソフトで客席まで行って子供を上げてきて、子供がスタートボタンを押したら本当にライブが始まるみたいなことをやってて。そういう面白いことを出来る機材はいっぱい欲しいですね。DTMって見た目地味なんで、触ってて派手な機材がもっと増えたらいいなって思ってるんですけど。

_それ系の問題は海外のアーティストの間でもあるみたいですね、EDMの人たちとか。

ぶっちゃけボタン押すだけでライブ始まって終わるし、途中で撃たれて死んでもライブは最後まで出来る(笑)。だから、そういうのは結構難しいなって思いますね。

_他にこういうライブをやってみたいとか、夢みたいなものはありますか?

楽器との絡みはどこかでやってみたいです。ドラムだけ打ち込みで、キーボードだのピアノだのと共演するみたいな。あとはVJと同期したりとか。だから、Omodakaさんのライブとか結構、毎回理想だなって思いますね。液晶で歌ってる顔が出てきてそこに自分が入るとか、日本のDTM系のライブではあの人のライブが一番好きかもしれないです。カオシレーターとかDSとか細かい楽器でちゃんと演奏して、観てて全然飽きないし曲カッコいいしみたいな。あんなこと出来ないかなって思いますね。

_今月は、当サイト(UNCANNY)主催のイベント<UNCANNY LIVE SHOW 2013>にも出演して頂きますが、今回の共演者は若い世代が中心というか、中にはCarpainterのTaimeiが19歳、The Wedding MistakesのMiiiが21歳などtofubeatsさんより若いアーティストも割といますが、どう思いますか?

いや、でも本当もう、ヤバいですよね……それね。僕、<Lost Decade>のメンバーの中では一番下ですし、ずっと下だと思ってたらこんなことになってて(笑)。Hercelot君とかもそうだし。突き上げっていうか、いいなーみたいな、うらやましいなみたいなことは思いますよね。

_下と上の世代の人はいるけど、同い年の人はいないんですかね?

そうですね、ほとんどいないんじゃないですか、90年生まれで演者側の人って、Fazerock君とか、DJ CAROLIECUT君とか、シャルロ君とか、それくらいですかね?

_意外といないんですね。

アイドルとかも90年生まれはポッカリいないんですよね、菊地亜美(アイドリング!!!)くらいで。全然正統派じゃないんですよ(笑)。

_なるほど(笑)。

これは結構ゆゆしき問題なんですよね。だからすごい思いますね、誰か出てこないかなって。okadadaさんとかずっと一緒にやってますけど、4つ5つ上ですからね。だから、向こうも良く仲良くしてくれてるなって思いますけど(笑)。2人で喫茶店で茶しばいたりとかしてても、何なんだろうなこの人、とか思うんですよ(笑)。まあ、場合によっては同い年くらいに見えますけど。

_最近の音楽だと、昨日のMOGRAのDJではSaint Pepsiのリミックスもかけてましたが、チルウェイヴが遥か昔のことに感じられるように、ヴェイパーウェイヴだったり今年は特に音楽の流れが速かったですよね。

昨日のMOGRAでもそういう話はしたんですけど、メジャーに行った時に今のビートは出来ないなって話になりましたね。2か月あったら本当に1つのジャンルが終わっちゃうから、今作った曲が来年に出るとかになったらもうダメだー、どうしようみたいな(笑)。

_でも、SKY-HI 「愛ブルーム」のジャージー・クラブリミックス(「愛ブルーム (tofubeats ¥enternet-experience remix)」)には驚きました。

あれは配信だから半月後リリースだったんで、「イケる!」と思ってジャージー・クラブで作ったんですけど、そうでもないと作れないですね。例えば、今だったらゴルジェとか作って出しますってやっても、出る頃には多分、完全に終わってるんで。そういう状況でモチベーションをどうするかっていうことが結構難しくて、今回の森高さんの曲みたいにどっちかというと普遍的な曲がA面に増えていくのかもしれないなって話は最近してました。

_じゃあ、どちらかというとそういうことはBlu-ra¥みたいな別名義でやったりとか。

そうですね、B面みたいな感じでやるしかないかなっていう感じで。リミックスとか配信とか、1か月で出ますみたいな形じゃないと、A面で今のジャンルをやるのは……正直1か月でも、もう今はキツイのが現状じゃないですか?だから、そうなると1か月後リリースでも作るのは……。そういうジャンルのスピードに作るスピードが追い付かないみたいな問題は、難しいですよね。結構それは深刻な悩みというか。

_tomadさんは最近のインタビューで、服を出すことによってネットから距離を置いてジャンルの消費のスピードを遅くするようなスタンスで物を出すっていう考えを言っていましたけれど、それを意識したりとかは?

でも、僕は服は出さないんで。tomadは全体で見なきゃいけない仕事なんでそういう考えもありなんですけど、僕は個人のアーティストとしては服を作ってもすぐに遅くはなってくれないんで、そこら辺は結構難しいですよね。それはtomadの頑張りにもかかっているというか。でも、一回勢いが付いたら止まるものでもないんで、そこはスピードより掘り起こし方とか角度で勝負するしかない感じで。今もほぼ角度勝負ですけど、ヴェイパー・ブギーなんてね、言ったもん勝ちじゃないですか(笑)。そもそもヴェイパーだって言ったもん勝ち感がすごいんで、そういう意味では極端な例ですけど、1人勝手に1ジャンル提唱時代みたいな、そういうのもありかなとは思いますけどね……(笑)。次、自分どんな曲作るんだろうなって感じで、今でも全然分からないですね。

_そうなると、あとはDaft Punkみたいにひたすらお金かけて、いい曲を作るという方向くらいしか……。

そうなんですよ、あれはいいアガリ方なんですよ(笑)。でも、あれは残念ながらDaft Punkにしか出来ないんですよね。

_そうですよね(笑)。その観点で言うと個人的には、Para Oneの『Passion』は意外に消費期限が長かったというか、ずっと聴ける感覚がありました。

意外にそうなんですよね、最初聴いた時はそんな風に思わなかったんですけど、あれはずっと長持ちして聴けるアルバムだったんですよね。まあ、Para Oneはすごいなーっていう話で(笑)。最近、ele-kingでPara Oneと対談した時も、ただのファンになってましたから。

_ele-kingのインタビューに関連して言うと、ポップ・ミュージックが骨董品みたいになるのが嫌だったのに「水星」のアナログの再プレスがかけられなかったということも仰っていましたが、ヒップホップの世界だと一方ではそういう楽しみ方もありますし、PUNPEEさんとかは曲をアップして、すぐ消しちゃうようなこともあったりしますよね。

でも、僕はそれはあんまり良くないって思っていて。ポーズとしては適当に作ってすぐ消したっていうのも良いですけど、それを誰かが録音してブートみたいに回したりとかしないと良くないですよね。昨日の<Lost Decade>とかにも言えることなんですけど、地方から来る人がいるのにチケット予約制にしないとか、せっかく東京来たのに入れませんでしたっていう感じじゃつまんないというか。結局早い者勝ちな点は一緒なんですけどね。まあ、それはそれでカッコ良さに繋がってることも分かるんですけど、自分の曲に関してはそういうことはしたくないっていう気持ちはあります。だから、今回で言えば、全部の初回盤にソノシートが封入されてそのまま棚に入るので、地方の人でも店に入荷してればソノシートが入っている状態で買えるんですよ。全国どこでもソノシートが入ったものを買えるっていうことがやりたかったんです。

_そのスタンスはマルチネのアーティストとか、DJとかやってる他の人とは結構、違いますよね。

そうですね。逆に常にチェックをしなきゃいけない状況も、見てる人は楽しいことも分かるんですよ。でも、これは性格的な問題もあるんですが、チェックをさせるにあたっても、ちょっとアップするくらいだったら全部アップしろよっていう(笑)。あとは、僕はお金をもらってやっているっていうこともありますしね。マルチネはフリーでやっているので、出し引きみたいなことが絶対いるんですけど、僕はお金をもらってやっている分、気前よく出さなきゃいけないという思いもあります。

_『lost decade』ではリリース前に全曲試聴を可能にしてましたが、やっぱりメジャーでは難しくなるんでしょうか?

ぶっちゃけ、難しくなります。でも、今のところ、このシングルに関しては全部フル試聴出来るように話はしてます。でも、いろいろ大人の事情はありますけど、そこら辺は結果を残さないと出来ないことなので。そこは自分の実力を付けないと、交渉も出来ないところですから。本当は半年経ったら、Mediafireにアップしていいとかいうところまで行きたいんですけどね(笑)。まあでも、僕の話を聞いたうえで〈unBorde〉は契約してくれてて、チャンスがあったりとか噛み合うものが噛み合えば、出来るとは思います。ただ、法律的な問題とかもあるので基本的には簡単ではなくて、シェアしたり二次創作的なものっていうのは、多分同人誌よりも音楽の方が難しいんですよね。でも、それを出来るように頑張るのが仕事というか。ちゃんとやるべきことをやって、ちゃんとポストに着いてれば、やりたいことが出来るようにはなっていると思うので、そのために続けることが自分にとっては一番大事ですね。なので、すぐには出来なくても、やりたいことはちゃんと言おうと思ってます。それだけでも全然違うので。

_メジャーの上層部の方々の中には、「そもそもクラブ・ミュージックって何?」という方も結構いそうなイメージがあります。

もちろんそうですけど、逆にすごい分かってくれてる人もいますね。特に森高さんの会社の人とかは、50代60代の人たちだったんですけど、50代の人とかに普通に「Switchいいっすよね」って言われるみたいな感じで。ちょうどM.I.A.の「Bring The Noise」が出た翌々週がレコーディングで、あの曲良かったんですよねーって話してたら、「あの曲あれでしょ、確かSwitchとSurkinでしょ?」みたいな流れでその人が入ってきて、マジか!みたいな(笑)。だから逆に面白い人はめちゃくちゃ面白いです。でも、僕みたいな人間が採用されるってことはやっぱり、世の中変なもんで、これをいいって言ってくれる人もいる訳なんで、だから頑張ろうって思ってる部分もあります。全部通らないことは当たり前ですけど、そういう人もいるので最終的にはやりたいことを目指して、やりたいことをちょっとずつやっていって。そのために態度を曲げないで、どこまで頑張れるかということですけど。でも、それこそいきなりソノシート付けて、森高さん呼べて、だいぶやりたいことはやれてるんで、普通に十分ありがたいです。ソノシートも森髙さんも決まっちゃって、逆に「えっ!? いいんすか?」みたいな感じでしたし。だから、僕が頑張って、okadadaが楽できたらいいなって思います、本当に(笑)。

_では、今後、メジャーならではの一緒にやりたい人とかはいますか?

それはね、まあ……言えないですよね、やるんで(笑)。これからは呼びたい人は呼べちゃうんで。森高さんと一緒にやれたこと自体がその最たるものだったのでやっぱり大きかったというか、今までYukiさんのリミックスやって、Flo Ridaともやって、もうこれより上はないなって思ってたら森高さんとやれたので、多分まだまだあるんだろうなとはちょっと思ったりしてます。これは現実じゃないっていうか、死後感がすごいので(笑)。毎日、これは夢だって思いながら暮らしてますよ、夢だと思ったら何でも出来るんで。まだセカンドとかサードのことは決まってないですけど、バカなふりしてオファーしてみてね(笑)。一緒にやりたいアーティストはいっぱいいますけど、呼べるかもしれないし呼べないかもしれないし、呼べてもいい曲書けないかもしれないし、なかなか問題は山積みですよ(笑)。実は森髙さんの曲も締め切りが間に合わなさすぎて、その日の昼の12時が本当の締切だったんですけど、11時くらいに締切間に合いません、ごめんなさいって書いたメールの下書きが残ってるんですよ(笑)。それで、そこから曲が出来て、12時に出してから別のレコーディング行って、間に合った―、みたいなことがあったんです(笑)。だから、決まったら決まったで、あとが大変なんですけど。だから、具体名は控えます、すいませんが(笑)。次に呼ぶ人は、おそらく森高さんよりも若いんじゃないかな、とは思いますけど、そこから先はご想像にお任せします。

(2013年10月7日、ワーナーミュージック・ジャパンにて)

インタビュー・文:宮下瑠
1992年生まれ。UNCANNY編集部員。得意分野は、洋楽・邦楽問わずアンダーグラウンドから最新インディーズまで。青山学院大学総合文化政策学部在籍。

インタビュー:豊田諭志
1990年生まれ、大阪出身。UNCANNY編集部員。青山学院大学音楽芸術研究部の前部長。

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■リリース情報
アーティスト:tofubeats
タイトル:Don’t Stop The Music
初回限定盤 WPZL-30767/8 CD+ソノシート 税込:¥2,000(税抜:¥1,905)
通常盤 WPCL-11643 CD 税込:¥1,575(税抜:1,500)

CD収録内容
M1 Don’t Stop The Music feat.森高千里
M2 おしえて検索 feat.の子(神聖かまってちゃん)
M3 神戸で逢えたら
M4 In Real Life
M5 Don’t Stop The Music feat.森高千里 (tofubeats URL mix)
M6 Don’t Stop The Music (Instrumental)
M7 おしえて検索 (Instrumental)
M8 神戸で逢えたら (Instrumental)

iTunes Store®配信バンドル ¥900(税込)
M1〜M8はCDと同様
M9 Don’t Stop The Music feat.森高千里 (tofubeats IRL mix)
M10 Don’t Stop The Music (tofubeats vocal version)
M11 おしえて検索 feat.の子(神聖かまってちゃん) (acapella)