NEWSJuly/11/2018

Oneohtrix Point Never、最新EP『The Station』のリリースを発表 未発表音源を収録

Oneohtrix Point Neverが、最新EP『The Station』のリリースを発表した。同作には、最新アルバム『Age Of』収録の「The Station」のほか、未発表曲3曲の計4曲が収録され、2018年7月27日にリリースされる。

「The Station」は、もともとアッシャーのために書いたデモ音源がベースになっており、却下された音源をメッセージ付きで本人が公開したことも話題となっている。

“2016年、アノーニとのツアー中にロンドンのホテルで書いたデモ音源で、当時「dejavu」と呼んでたもの。これが後に「The Station」になったんだ。この主旋律はもともとアッシャーのために書いたもので、ここでは右手のメロディーと合わせてある。最終バージョンには異なる主旋律も加えて、ループしたコーダ(終結部)は線路のメタファーになってる。2016年の時点ではただのナイスなコードとメロディーだったんだ。今すぐダウンロードしたほうがいいよ、間違いなくすぐ削除されるだろうから”
– Oneohtrix Point Never

また、EP『The Station』と同時に、12” EP『We’ll Take It』のリリースが発表されており、両作には同じ3曲が追加収録される。一曲は国内盤のボーナストラックでもある「Trance 1」で、もともとはボイジャー探査機の打ち上げ40年を記念して制作された映像作品「This is A Message From Earth」に提供された楽曲。加えて「Monody」と「Blow by Blow」という完全未発表の2曲が収録される。

先日7月7日には、大型会場パークアベニュー・アーモリー(Park Avenue Armory)で開催されたニューヨーク3公演に続いて、ロンドン公演が行われ、英ガーディアン紙が5点満点の最高評価を与えている。すでに決定している東京とロサンゼルスに加え、また新たにパリ公演の開催も決定した。

日本で初めてバンド編成でのパフォーマンスを披露する一夜限りの東京公演は、2018年9月12日、O-EASTにて開催される

The Station:
1. The Station
2. Monody
3. Blow by Blow
4. Trance 1

We’ll Take It:
A1: We’ll Take It
A2: Monody
AA1: Blow by Blow
AA2: Trance 1

Link: Beatink