NEWSMay/09/2020

Bibio、最新EP『Sleep On The Wing』のリリースを発表──表題曲のMVを公開

Bibioの最新EP『Sleep On The Wing』が、2020年6月12日に〈Warp〉からリリースされる。

2019年4月、Bibioは60年代、70年代フォークを現代に昇華させたアルバム『Ribbons』を発表。『Sleep On The Wing』には、その『Ribbons』の世界観を継承しながらも新たに書き下ろされた10曲が収録される。

また、表題曲「Sleep On The Wing」がシングルとしてリリースされ、ミュージックビデオも公開。ギターとストリングスが紡ぐ穏やかで伸びやかな旋律は、Bibioが着想を得たという眠りながら飛行するアマツバメを想起させる。

新しい曲を書くときは、メロディー (多くの場合は意味不明なもの) を歌いながら、そのメロディーとリズムに合う言葉を探す。そうすると曲のテーマとなるフレーズが出てくることがあるんだ。”Sleep on the wing “という言葉が出てきた瞬間、ただの歌詞ではなく、タイトルやテーマのように感じた。歌詞について言えば、この曲には2つの側面があると感じてる。一つは、亡くなった人が生きている間に何をしていたのか、何を残していったのか、彼らが言っていたこと、共有していた知識、作ったものなど、彼らが残していったものからインスピレーションを受けられることで、亡くなった人の人生が続いていくいうこと。もう一つの側面は、おそらくもっと直接的なもので、都会から逃れて田舎で安らぎを見つけようということ。ただし、このタイトルは夢と想像力の解放を祝福するもので、必ずしも物理的な逃避を言ってるわけではない。 ─Bibio

なお、〈Beatink〉からリリースされる国内流通仕様盤CDには、解説書と歌詞対訳が封入される。

Sleep On The Wing:
01. Sleep On The Wing
02. A Couple Swim
03. Lightspout Hollow
04. Oakmoss
05. Miss Blennerhassett
06. The Milky Way Over Ratlinghope
07. Awpockes
08. Crocus
09. Otter Shadows
10. Watching Thus, The Heron Is All Pool

Link: Beatink

by Ryuji Sugita