NEWSAugust/07/2019

「THE M/ALL 2019」が9月に開催──第一弾出演アーティストが発表

「THE M/ALL 2019」の開催が発表された。

「THE M/ALL2019」は、渋谷のライズビル内にある、WWW、WWWβ、WWW X、GALLERY X BY PARCOの全4スペースで開催される都市型フェスティバル。渋谷ライズビルを架空の“カルチャーのショッピングモール”に見立て、各スペースで音楽ライブ、DJはもちろん、社会問題にスポットを当てた数々のトークセッションなども同時に開催される。2019年9月7日(土)はすべてのエリアで、2019年9月8日(日)は、GALLERY X BY PARCOにて二日間にわたり行われる。

昨年5月に続く開催となる「THE M/ALL 2019」のテーマは、「SURVIVE」。現在、第一弾となる出演アーティストが発表されている。

また前回と同様に、「THE M/ALL 2019」では無料開催を目指しており、100種類のメッセージTシャツを製作・販売するプロジェクト「100 VOTE T-Shirts PROJECT」を実施している。

[UPDATE]第二弾となる出演アーティストが発表。さらに、フード出店として、高円寺のカレー店「インド富士子」、南カリフォルニアスタイルの本格ブリトーの店「Cactus Burrito」の参加が決定。また、「SURVIVE=生きぬく」と題したステートメントが公開されている。(2019.8.24)

SURVIVE =「生きぬく」
この国では7人に1人の子どもが貧困状態にある。
働いても働いても豊かになれない。放置された原発、人種やセクシャリティへの差別。
あげたらキリがないほどの問題がこの国にはある。
そんな中で「未来に希望を持つ」だって?
今、この国では、アートや音楽や文学を楽しむことも、ましてや創ることさえ、贅沢にも感じてしまう。まるで、2019年の東京を舞台にした「AKIRA」の荒廃した世界だ。
こんな状況だからこそ、あえて。私たちは、音と、言葉と、ありとあらゆる手段を使って「生きぬく」と呼びかける。

誰が何を言おうと、未来に希望をつくることはできる。
日々のくだらないことも楽しみながら、まっとうに、あきらめずに、誰にも真似できない、唯一あなただけの人生を生きぬくために。

人と集い、語り、怒り、哀しみ、喜び、アートを楽しむ。「アートに政治を持ち込むな」なんて検討違いだ。私たちが生きるこの社会のありとあらゆることが、つながっている。
関係ない人なんていない。私たちはすでにこの国で一緒に生きている。
困難な時代の中で、あきらめる理由を探すよりはできることを探していたい。

あきらめないで生きぬく。あきらめてたまるか。

表現の自由と、暴力を履き違えるつもりはない。ありとあらゆる差別や暴力に抵抗し、苦しみに寄り添い私たちが今ここに存在していることを祝うために、タフにSURVIVEする。どこまでいっても、他人は他人だ、そんな他者同士で、みんなで生きていこう。

2019年も入場無料。お友達でも、知らない人でも誰でも誘って、9月7日に集合。手を携えて、今ここで生きていこう。自由に楽しんで。

必要があるとか、ないとか、誰が決める?
勝手に分断されてしまったものを、何度でも何度でも手繰り寄せて、
2019年。

とにかく生きぬくんだ。
SURVIVE.

No Homophobia
No Violence
No Racism
No Sexism
No Hate

SURVIVE.

■公演概要
THE M/ALL2019
WWW / WWW X / WWWβ
2019年9月7日(土)
OPEN 15:00 / START 16:00

GALLERY X BY PARCO
2019年9月7日(土)
OPEN 14:30 / START 15:00
2019年9月8日(日)
OPEN 10:00 / START 10:30

第一弾 出演アーティスト
WWW / WWW X / WWWβ
GEZAN
GOTCH
なみちえ
NTsKi
Mars89
suimin
あっこゴリラ
ermhoi
Mari Sakurai
machìna
Miru Shinoda
行松陽介
ENDON

第二弾 出演アーティスト
WWW / WWW X / WWWβ / GALLERY X BY PARCO
LEARNERS
RITTO
MOMENTJOON
田島ハルコ
Power DNA with KANTA
7e
NINJAS
Maika Loubté
GREEN KIDS

THE M/ALL実行委員会

Link: WWW