NEWSDecember/21/2018

00/10年代の都市文化批評誌『Rhetorica #04』が発売──特集は、「棲家」

00/10年代の都市文化批評誌『Rhetorica #04』が発売された。

2012年に発足した、思想/建築/デザインを架橋しながら批評活動を展開するメディア・プロジェクト、Rhetorica(レトリカ)。批評誌『Rhetorica』は、Rhetoricaによるインディペンデント・マガジンとして、これまで2年に1度発行されている。

今回の特集は、「棲家」。〝つくり続ける〟ために必要な都市・集団・生活について考察した新刊となっている。

“私たちはいま、都市において、集まって余裕のある時間を過ごすことが難しくなっています。
ゆっくりとした時間や思考、空想は今や贅沢なものになってしまっています。
私たちが『Rhetorica #04』を通じて考えたのは、家族ができたり、物理的に遠いところに行ったり、身体を壊したりしても、
それでも仲間と一緒にクリエイティブであり続ける条件や方法です。

私たちは、人に、都市に、文化に、どんな期待を持つことができるのでしょうか。
見慣れた固有名詞にありふれたキュレーション、綺麗に形だけ取り繕ったメディアでは届かない問いに向き合っていることが、本誌の特徴です。
都市に棲み直すために、クリエイティブであり続ける条件や方法を考える。” 
─Rhetorica #04

■商品情報
Rhetorica #04 特集:棲家
(箱入り2分冊、分売不可)
価格:3,000円(通販の場合3,500円送料込み)
ウェブ: http://rheto4.rhetorica.jp/
発売日: 2018年12月16日
販売場所: 各種イベントおよび手売り、ウェブでの通販
販売元: Rhetorica

Rhetoricaとは?
Rhetoricaは、2012年に発足した、思想/建築/デザインを架橋しながら批評活動を展開するメディア・プロジェクト。完全自主出版のインディペンデント・マガジン『Rhetorica』『RhetoricaJournal』『rhetorica.jp』の発行/運営を行う。Rhetoricaのメンバーは、慶應義塾大学アートセンターとコラボレーションした「都市のカルチュラル・ナラティヴ」プロジェクトや、Maltine Recordsのロンドンやアメリカでの公演の支援、島根県津和野町における高校生向け下宿の運営など、多岐に渡る活動を行っている。

Link: Rhetorica #04