NEWSNovember/10/2018

Kim LaughtonとMechatokによるプロジェクト、TAR Loopの来日公演がWWWβにて開催 Radd Loungeがサポート

上海を拠点とするKim Laughtonと、ベルリンを拠点とするMechatokによる新たなオーディオ・ヴィジュアル・プロジェクト、TAR Loop。その来日公演となる「TAR Loop Asia Tour Tokyo」が、2018年12月1日に、渋谷・WWWβにて開催される。

Kim Laughtonは、ファッションから映像まで、3Dアーティストとして様々な作品を発表しており、Mechatokは、音楽プロデューサーとして、ストックホルムの〈Staycore〉やLorenzo Senni主宰の〈Presto!?〉から作品をリリースしている。

本公演は、渋谷のセレクト・アパレル・ショップRadd Loungeがサポート。レジデントのKONIDA、WRACK、BIッKINなどに加え、ゲストにSUGAI KENの出演が発表されている。

“現代デジタル・アート/ファッションの先駆け、上海拠点の奇才Kim LaughtonとLorenzo Senni主宰の〈Presto!?〉からの新鋭Mechatokのオーディオ・ヴィジュアル・プロジェクトTAR Loopが渋谷のセレクト・アパレル・ショップRadd Loungeのサポートにより、SUGAI KENを交え東京公演を開催。

上海ALLを起点に音楽、アート、ファッションが一体となり時代のエッジを際立たせる新オルタナティブな中国アンダーグランド。その初期からシーンの一員として、また〈Fade To Mind〉やVisionistのアートワークやミュージック・ビデオ、日本では〈PHIRE WIRE〉といったブランドなど、数々のビジュアルを手掛け、現代デジタル・アートの一つの潮流として浮かび上がった”ポスト・インターネット”を特徴づける3Dイメージのモデルにもなった先鋭Kim Laughtonとストックホルムの〈Staycore〉からデビュー、最新作をLorenzo Senni主宰の〈Presto!?〉からリリースし、艶めくシンセとメランコリックな作品で”脱構築”のアートを経由し新世代のエモーションをポップに揺さぶるベルリン拠点の新鋭Mechatokがオーディオ・ヴィジュアル・プロジェクトTAR Loopをスタート。TAR Loopはある男がトラックで目覚め、非日常的な混乱と狂気に満ちた状況で運転を命じられレースをする物語となっており、Kim Laughtonの映像とMechatokの音楽のシナジーによってユニークな世界観を創り出している。

本ナイトではこれまでに〈N.A.F.F.I〉やM.E.S.H.とのコラボレーションもある渋谷のセレクト・アパレル・ショップRadd Loungeのサポートにより、レジデントのKONIDA、WRACK、BIッKIN等が出演、ゲストに日本の古典音楽を用いたコンテンポラリーなアンビエントで躍進するSUGAI KENが登場。新世代のアートとファッションによって感化されるエレクトロニック/ダンス・ミュージックのヴィジュアルとサウンドを体感して欲しい。”──WWWβ

■公演情報
TAR Loop Asia Tour Tokyo
supported by Radd Lounge

日程: 2018/12/01 sat
時間: OPEN / START 24:00
会場: WWWβ
料金: ADV ¥1,800 @RA / DOOR ¥2,500 / U23 ¥1,500

Kim Laughton & Mechatok – LIVE SHOWCASE
SUGAI KEN – LIVE
KONIDA
WRACK
BIッKIN

Lounge:
ZUN420 – LIVE
Nuji – LIVE
Wiree3 & fox4g – LIVE
Suzuishi
Nori
Forefather
Saint-Croix
Kaz
Hana – AURA DIAGNOSIS

※You must be 20 or over with Photo ID to enter.

Kim Laughton
英国出身。大学でマルチメディアを専攻し、2010年のワールド・エキスポで写真を撮るために訪れた上海にインスピレーションを受けそのまま移住。上海を拠点にソーシャル・メディア、オフラインのエキシビジョンや商業プロジェクト、音楽作品のアートワークやミュージック・ビデオ、また自身のブランド〈TIMEFLY〉を通して、様々なレイヤーが入り組み、混じり合うポスト・インターネットな3Dのデジタルなイメージや映像で独特な世界観を創り出してる。


Mechatok [Presto!? / Staycore / Berlin]
ミュンヘン出身、ベルリン在中のアーティスト。2016年にストックホルムの〈Staycore〉からのデビューEP「See Thru」EPで若手のプロデューサーとして頭角を現し、今年の6月にLorenzo Senni主宰の〈Presto?!〉から最新EPをリリース。アップリフティングなプロダクションとメランコリックなムードを用い、メインストリームやポップ・ミュージックの脱構築家として注目を集めている。またUli KやYoung Leanのプロダクションへの参加や、Mr Mitchのリミックスも手がけている。


SUGAI KEN [EM / RVNG Intl.]
日本の夜を想起させる独特なスタイルを軸に、国内のコアな俚伝をギミカルに電化させるトラックメーカー。2017年作『不浮不埋 UkabazUmorezU』が国際的な評価(Pitchfork等)を獲得。2016年作『鯰上 On The Quakefish』はリプレスもレーベル元で完売。日本屈指のレーベル〈EM Records〉からの作品『如の夜庭 Garden in the Night (An Electronic Re-creation)』により世界中のコアなリスナーとコネクト。LOS APSON?の2014&2016&2017年間チャートに作品がそれぞれランクインし、Fabriclive(UK)への楽曲提供も行った。また、BBC Radio、NTS Radio、dublab等世界中のラジオ局にて頻繁に楽曲が使用されている。Solid Steel(Ninjatune)シリーズにRob Boothを唸らせた不思議なmixを提供し、年始にはHessle Audioへも奇特なmixを提供。4月のEUツアー(by RVNG Intl.)ではCafe OTO(UK)公演がsold outになる等、注目度の高さをうかがわせ、全13公演(6ヶ国)にてその独自性を遺憾なく発揮した。(ツアー期間中、Worldwide FMにてインタビューも収録) 2018年に入り、既に2タイトルを海外レーベルからリリース済みだが、国内外からの依頼多数により、現在複数のリリースを控える。尚、現行シーンでの活動と並行し、国内の郷土芸能アーカイヴプロジェクトに複数携わる等、亜種な活動を兀兀と展開中。


Radd Lounge
Radd LoungeはIRIKIによって創設された東京を拠点のアパレルのセレクト・アパレル・ショップ。音楽とファッションへの愛により、その関係性に反映したブランドを世界中からセレクト。ラド・ラウンジのオリジナル・ブランド”アンチテーゼ”はこれまでに様々なアーティストやレーベルとコラボレーションし、新しい音楽とファッションのスタイルを日々追求している。 
http://www.raddlounge.com

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