NEWSDecember/27/2013

YPYこと日野浩志郎によるカセットレーベル〈birdFriend〉より、マイクロふとし『チーム悲しき熱帯』がリリース

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YPYこと日野浩志郎によるカセットレーベル〈birdFriend〉より、マイクロふとし『チーム悲しき熱帯』がリリースされた。

「マイクロふとし」はneco眠るやNEW MANUKEに所属する「栗原ペダル」、自作楽器を多用する「オシロスコッティ」、かきつばたなどで活動する「森山ふとし」からなるトリオ。この『チーム悲しき熱帯』は、今は既に無くなってしまった内橋和久を中心に運営されていた新世界ブリッジでカセット録音されたものであり、それをオシロスコッティにより、リマスタリングされたもの。

また、テープは75本限定でのリリースとなり、DLコードに加えテープ限定の隠しトラックが1曲収録されている。また、Bandcampでも試聴、購入が可能となっている。

また、レーベル主宰YPYこと日野浩志郎の現在所属するバンドが全て出演するイベント「日野祭(ひのさい)」が1/23心斎橋CONPASSにて行われ、先着でYPYのオリジナルトラックが収録された限定カセットが配布される。

■イベント情報
日野祭(ひのさい)
1/23
@CONPASS
入場無料(+2drink)
goat
bonanzas
FAIRPLAY(YPY&AKN from goat)
and more?
*先着でYPYのオリジナルトラックが収録された限定カセットを配布予定

Microふとし
2000年初頭、今は無き大阪は新世界bridgeにてオシロスコッティ、森山ふとし、栗原ペダルにて結成。その音楽性はbridgeという世界でも稀にみる即興震源地であり、また幾多の若手バンドが生まれ得た場所として正にbridgeでしか生まれ得なかったであろう音楽の響きを持った即興主体のメガネトリオでありバンドである。オシロスコッティは自作の電子回路を用い主に人形やガラクタの箱を用いて電子音を鳴らす。その音は見た目に非ず非常にHi-Fiである。村上ゴンゾとの活動やバンドpopoとのコラボレーション等、即興ながら優れた電子演奏を行っている。森山ふとしは日常に溢れる音をZOOMのサンプラーに溜め込んではひたすらフックの効いたシーケンスとギターフレーズで本当に最高でポップな音を響かせるが、ライブに関しては音を出すより、お噺が多いヤドカリスタイルで観ている観客をよくズッコかす。現在はバンド「かきつばた」に参加。栗原ペダルは即興のギターソロを主にライブデビュー。様々なバンドを経て現在はオルタナティブバンド「NEW MANUKE」にて活動、2012年、neco眠る再始動と共に加入。この音源は2000年中頃、bridgeにて録音されたものである。

YPY
日野浩志郎によるソロ名義。カセットテープレーベルbirdFriend主宰。主にサンプラーやドラムマシンを使い、リズムや音程などのズレに焦点を当てた音を作っている。goatとbonanzasのコンポーザー兼リーダーでもあり、2013年goatはHEADZより『NEW GAMES』、bonanzasはMEATBOX recordsより『BONANZAS』の二作のアルバムをリリース。これまでデュッセルドルフ、ロンドン、ニューヨークでのライブを行い、積極的に海外での活動を進めている。

More Info: birdFriend official HP