〈flau〉の10周年を記念したコンピレーション『Circles』がリリースされた。

本作のリリースにあたり、レーベルに縁の深い国内外のアーティストたちが、それぞれワルツを解釈した楽曲を制作。ほぼ全曲書き下ろしによるコンピレーションとなっており、全11曲が収録されている。現在、Farewell Poetryのメンバーとしても活躍するFrédéric D. OberlandやDanny Norburyの楽曲が公開されている。

また、レーベルの10周年を記念した本作は、昨年リリースされる予定だったが、レーベル事務所の空き巣被害の影響から、1年遅れでのリリースとなったという。

“円を描くように踊ることで日本では円舞曲としても呼ばれてきたワルツを、アーティストが思い思いに解釈して制作されたほぼ全曲書き下ろしによるコンピレーション。The Boatsの来日ツアーで生まれたワルツのアイデアは、このアルバムに参加した世界中のアーティストとの直接の交流を経て、ゆっくりと時間をかけて練り上げられました。感傷に浸るにはリズムが軽快で、荘厳にもなりにくい。”繰り返し”という点でも日常と重なるワルツには、何かノスタルジーがあるわけでも、センチメンタルに流れるわけでもなく、ただ音楽とそこにある時間を愛しく思うような親密さが感じられます。三拍子のステップと柔らかく揺れるドレープが描く弧。フロアに描かれた小さな弧が、時間をかけて、ひとつ、またひとつとつながって生まれた、豊かに広がるサークルの軌跡がここにあります。” flau

Circles:
01. Danny Norbury – Waltz for Nowhere
02. Kanazu Tomoyuki – Wordswaltz
03. Ensemble 0 – Soñando 8
04. Fábio Caramuru – 5a valsa brasileira
05. Otto A. Totland – Grannys Waltz
06. Rayons – Merry-Go-Round
07. Sophie Hutchings – My Love
08. Frédéric D. Oberland – Aurore
09. HAU (Henning Schmiedt + aus) – Anywhere
10 Takeo Toyama – Minority
11 MayMay – long ago Waltz

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