NEWSJanuary/10/2018

「空間現代 collaborations 2018」が開催

「空間現代 collaborations 2018」の開催が発表された。

「空間現代 collaborations」は、領域横断をテーマに、様々なジャンルのアーティストと空間現代がコラボレーション公演を行うプロジェクト。初開催は2015年、東京・SuperDeluxeにて、ゲストにSjQ、地点、灰野敬二を迎えて3夜連続公演が行われている。

今回は、空間現代が2016年に開場したライブハウス「外」にて開催。コラボレーターとして、2014年に『ブルーシート』にて『第58回岸田國士戯曲賞』を受賞した演出家・飴屋法水、日本を代表する詩人・吉増剛造、大阪を拠点に先鋭的な身体パフォーマンスを行うcontact Gonzoの出演が決定している。

■公演概要
空間現代 collaborations 2018
日程: 2018年2月2日(金)〜2月5日(月)飴屋法水 × 空間現代
   2018年3月18日(日),3月19日(月)吉増剛造 × 空間現代
   2018年3月30日(金),3月31日(土)contact Gonzo × 空間現代

会場: 外
   京都市左京区鹿ケ谷法然院西町18
   TEL 090-7875-0018
   http://soto-kyoto.jp/

主催: 合同会社空間現代
助成: 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

お問い合わせ: 外 Tel 090-7875-0018 Mail info@soto-kyoto.jp

各日程詳細:

2018年2月2日(金)〜2月5日(月)
飴屋法水 × 空間現代
「馬」
作 小島信夫
演出 飴屋法水
出演 飴屋法水、西島亜紀
音楽 空間現代

2/2(金) 開演 20:00
2/3(土) 開演 20:00
2/4(日) 開演 20:00
2/5(月) 開演 20:00
※いずれも開場は19:30

予約 3,000円 / 当日 3,500円
※ご予約は1/8(月)20時より外ウェブサイトにて受付開始。
http://soto-kyoto.jp/event/180202-05/

空間現代コラボレーションズ第一弾は飴屋法水×空間現代。小島信夫の短編小説『馬』を原作としたパフォーマンス作品の上演が決定しました。
自宅の庭に新たな家屋を建てようとする妻と、困惑し狼狽する夫。その一階に馬が住み、「私」は二階に・・・?
噛み合わない夫婦の会話、アタマのおかしい(とされる)夫の独白が魅力的な小説『馬』に、演劇界でも独特な存在感を放つ鬼才・飴屋法水と空間現代が挑みます。

2018年3月18日(日),3月19日(月)
吉増剛造 × 空間現代

開場 19:30 / 開演 20:00
予約 2,500円 / 当日 3,000円
※ご予約は2/18(日)20時より外ウェブサイトにて受付開始。
http://soto-kyoto.jp/event/180318-19/

2016年の東京近代美術館での初共演以来、各地で披露されてきた吉増剛造×空間現代。
2017年12月にフランス、イギリス、スイスの3カ国を周った欧州ツアーを経て、空間現代の本拠地である「外」に凱旋します。
ツアー中に制作された吉増氏の作品も展示される予定です。
朗読や打撃、ドローイングとあらゆる手法で詩を具現化する吉増剛造と、このコラボレーションのためだけに作られた楽曲を演奏する空間現代のセッション。必見です。

2018年3月30日(金),3月31日(土)
contact Gonzo × 空間現代

開場 19:30 / 開演 20:00
予約 2,500円 / 当日 3,000円
※ご予約は2/28(水)20時より外ウェブサイトにて受付開始。
http://soto-kyoto.jp/event/180330-31/

2017年4月に外で開催された衝撃のコラボレーション再び。
前回行われたパフォーマンスでは、「往復」をコンセプトに2日間異なる内容を見せた両者。
1日目は空間現代が演奏するステージと観客の間に壁を作り、2日目にその壁を壊すところから始められたcontact Gonzoによるパフォーマンスと、その中で演奏し続ける空間現代の衝突は初セッションならではの狂騒を生み出しました。
核となるコンセプトやルールの打ち合わせは綿密にするも、両者揃ってのリハーサルは一切行わないぶっつけ本番。事件性の高いこの組み合わせ、「外」を使って何をしでかすことになるのか現時点ではまだ見えていませんが、2度目となる今回もきっとシンプルかつ過激なアイデアで、演奏とパフォーマンスの関係を深く抉ってくるようなものになるでしょう。どうぞご期待ください。

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