NEWSNovember/11/2017

「ENTER THE NOISE」が、SuperDeluxeで開催 ANTIBODIES Collective、MERZBOWが出演

「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017」のプロジェクト、「ENTER THE NOISE」が、2017年11月13日、SuperDeluxeにて開催される。 

同公演には、パフォーマンスアートとノイズをテーマとして、音楽家のカジワラトシオと振付家の東野祥子によって設立された、音楽・ダンス・映像・美術・照明・特殊装置などのスペシャリスト集団、ANTIBODIES Collectiveと、秋田昌美によるヴィーガン・ストレイトエッジ・ノイズ・プロジェクトMERZBOWが出演。詳細は、「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017」の公式ウェブサイトにて。

◼︎公演情報
ENTER THE NOISE
騒音楽舞踊競奏

日時: 2017年11月13日(月)開場19:00/開演19:30〜
場所: SuperDeluxe(六本木)
料金: 前売3,000円
出演: ANTIBODIES Collective, MERZBOW

ANTIBODIES Collective (アンティボディズ コレクティブ)
2015年、ダンサー・振付家の東野祥子と音楽家のカジワラトシオによって設立された、音楽・ダンス・映像・美術・照明・特殊装置などのスペシャリスト集団。「ANTIBODIES」とは「抗体」の複数形という意味を持つ。集合体として活動することで、習慣的な創作や思考パターンを打開し、パフォーマンスアートや舞台芸術に新たな回路を開くことを目指す。劇場や美術館、野外、廃墟など、様々な形態で数多くの公演やインスタレーション、WSを実施し、境界を超えた体験型の作品が、幅広い観客層に高く評価されている。2000年より全国並びに15カ国以上にて舞台作品を発表し、地域活性化事業などにも携わってきた「Dance Company BABY-Q」を母体としている。2016年よりセゾン文化財団シニアフェロー・アーティスト。

活動歴
2015年7月別府芸術祭「混浴温泉世界」にて作品発表、10月 横浜(BANKART NYK)・京都(元立誠小学校全域)にて旗揚げ公演『DUGONG』を発表、大分・赤れんが館にて廃材を使ったインスタレーション・パフォーマンス、大分市美術館にてパフォーマンスなど。
2016年5月、東京・阿佐ヶ谷にて「A界隈」を発表。観るものと演ずるものの境界を超えた作品となる。10月、東京都庭園美術館全域において『惑星共鳴装置』を上演。SNSなどで話題が急騰し、シーンを跨いだ多くの観客を動員する。11月京都西部講堂において『「A界隈」とは何だったのか?』を上演。作品アーカイブインスタレーションを同時開催。
2017年5月、橋の下世界音楽祭にて『惑星共鳴装置』を再演。7月京都西部講堂にて灰野敬二やAsid Mothers templeなどをゲストに迎え、『残響』を発表。

photo by 井上嘉和


MERZBOW
秋田昌美によるヴィーガン・ストレイトエッジ・ノイズ・プロジェクト。80年代初頭のノイズ・インダストリアル・シーンに参加し海外のレーベルを中心にリリースを始める。90年代にはグラインドコアの影響を受けデスメタルのレーベルRelapseからアルバムをリリース。2000年代にはmegoのパンキッシュなコンピュータ・ミュージックに合流、ラップトップによるライブ手法を採用した。2003年頃から「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践している。「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」等をテーマに作品を制作している。近年はアナログ機材を主体にした音作りを行っている。また、Balazs Pandi、灰野敬二、Mats Gustafsson、サーストン・ムーア、リシャール・ピナス、Boris、 マイク・パットン、ザ・ニュー・ブロケイダーズ、アレック・エンパイア、M.B.、フル・オブ・ヘル、Xiu Xiu、アレッサンドロ・コルティーニ、duenn、ナカコー等様々なアーティストとコラボレーションを行っている。

Photo by Miki Matsushima

Link: RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017