NEWSJuly/22/2017

「インフラ INFRA 2017」、竹村延和のコンサートが原美術館にて開催

インフラ INFRA 2017」の開催が発表された。

「インフラ INFRA 2017」は、様々な情報が交わるインターネット時代以降における、新たな表現の可能性を音楽、パフォーマンス、リチュアルなどを横断し観客とともに探求するアートと音楽の祭典。

そのプログラムのひとつとして、竹村延和による新作「<時の受容>四人の演奏家のための」のコンサートが2017年8月25日(金)、26日(土)の二日間、原美術館にて開催される。

竹村延和は90年代より、クラブDJやジャズ、エレクトロニカなど多様な音楽表現を探求すると同時に、イッセイ・ミヤケのショウ音楽や、04年六本木クロッシング展への参加など、音楽のみならず、絵画、インスタレーションなど多様な表現方法を用い活動を行なっており、世界的に高い評価を集めている。

本フェスティバルのために発表される新作「<時の受容>四人の演奏家のための」では、竹村延和が中心となり特別に構成されるN.T アンサンブルによる演奏が行われ、自身の長年のテーマである、言語と音響の関係性を四重奏と電子音を基に、テキスト、イメージなどを用いた、竹村延和の世界感を凝縮した作品となっている。

また、両日ともに、スペシャルオープニングアクトも開催。25日(金)にはドイツ・フランクフルトを拠点に活動を行う、現代美術作家であり作曲家のIKU (ヨハナ・オーダスキー)による音響パフォーマンス「フーガ:行進曲以外の周期的パターン」、26日(土)には韓国ソウルを拠点に活動を行うダンビ・キムを招き、お茶と音響を用いた、スペシャルリチュアルの「アイス・ロータス・ガーデン」が発表される。

◼︎公演概要
インフラ INFRA プレゼンツ
竹村延和コンサート「時の受容」

2017年8月25日(金)
「<時の受容>四人の演奏家のための」 竹村延和
「フーガ:行進曲以外の周期的パターン」IKU
コンサート終了後、アーティストトーク有
6.00 会場オープン
6.30-7.00 Iku「行進曲以外の周期的パターン」
7:00 休憩
7.15-8.15 竹村延和「時の受容」
8.15-9.00 アーティストトーク

2017年8月26日(土)
「<時の受容>四人の演奏家のための」 竹村延和
「アイス・ロータスガーデン」ダンビ・キム
6.00 会場オープン
6.30-7.00 ダンビ・キム「アイス・ロータスガーデン」
7:00 休憩
7.15-8.15 竹村延和「時の受容」

[チケット] 全席自由 一般4,000円 
原美術館メンバーとご同伴者1名まで 3,500円(入館料込み)
8月25日[金]
passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01jvv1z07u3x.html#accept
8月26日[土]
passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/013uj5z09udj.html#accept

Facebookページ: https://www.facebook.com/events/492276214439318/

会場: 原美術館 ザ・ホール
〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
Tel: 03-3445-0669 03-3445-0651(代)  
E-mail: info@haramuseum.or.jp
http://www.haramuseum.or.jp
 
アクセス: JR・京急「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分/京急「北品川駅」より徒歩8分

PROFILE:
竹村延和
竹村延和は、<こどもの感受性>をテーマに活動を続ける日本の作曲家、アーティスト。90年代初頭より、遊びや情動から導かれる秩序形成とその過程、探索と創発性に着眼した活動を行う。竹村は、ポストロック、電子音楽から現代-実験音楽までを独自に往来する。内外より多数のアルバム発表。代表作に「こどもと魔法」、「ソングブック」、「ツァイトラウム」など。00年代から竹村は、活動を音楽から、映像、インスタレーション、絵画、詩、そしてシアターなどに活動を広げている。

IKU
ドイツに拠点を置くアーティスト。現在フランクフルトのStädelschuleにてファインアートを専攻。オーダスキーの関心は再帰性の美的造形を中心に循環している。彼女は、創造することは勿論、消去することや、ムード、意味のために関心事を厳密でない構造として使用する。再フレーミングと自己言及によって、私たちの直線的な時間や存在の理解とは異なる時間のフレームや新しい空間を連想させる。
本プログラムでも「再帰性」を中心に、様々な歴史や時間を再フレーミングした音響作品を発表。

ダンビ・キム
ダンビ・キムは韓国、ソウルを拠点に活動を行うアーティスト。キムはお茶、お香、言語、音を通して人生の静穏や儚さを伝えるべく「冥想曲」の会を開催している。朝鮮の伝統弦楽器、コムンゴを演奏していた彼女は2014年茶道に出会う。千利休による「わび茶」に大きな影響を受ける。ヨーロッパ滞在中、中国の茶の文化に惚れたキム、現在は茶道、お香について中国茶の宗匠より学んでいる。

企画: インフラ INFRA
共催: 山本現代
協力: パークホテル東京、パイオニア
助成: アーツカウンシル東京 、FRAME Finland、OCA

[UPDATE]タイムテーブルに誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。(2017.7.26)

Link: インフラ INFRA