世界各国の音楽家を集め、プロフェッショナルとなるための教育を施すRed Bull Music Academy。今回は「Red Bull Music Academy Announces Tokyo 2014 Participants」と題し、日本はもちろん世界中からその参加者を募っていたが、ついに6,000 以上の応募者から選ばれた34ヶ国を代表する60名の参加者が決定した。

協議には予想以上の長い時間を要し、話し合いが繰り返し行われたという。2014年度のRBMA参加者の応募総数は過去最多となり、この数字からも今回の東京開催がどれだけ注目を集めているかを伺い知ることができる。

日本からはSapphire Slows、Albino Sound、Haiokaの3名が選抜されている。これまでも世界に羽ばたくアーティストを輩出しているRed Bull Music Academyだけに、この3名の今後の活躍への期待は高まるばかりだ。

また、現在、Red Bull Music Academyの卒業生であるYosi Horikawaの26分のドキュメンタリー映像「LAYERED MEMORIES-searching for sound with Yosi Horikawa-」の予告編が公開中。今作では屋久島での5.1サラウンドでの音声収録が実施。まるでその場にいるような臨場感でYosi Horikawaの経験した視聴者に体感させる内容になっている。この講座がどういったものであるのか、また、卒業したアーティストのその後の道筋を予想するにあたって大変重要な資料となるであろう今作も見逃すことは出来ない。

More Info: Red Bull Music Academy Japan

(by Misaki Noguchi)